施工管理で独立するには|会社員との違いも解説

施工管理で独立するには|会社員との違いも解説

施工管理として独立したいと思っていても、「実際に独立するってどうやってやればいいのだろう」「会社員と独立、自分にはどちらのほうが向いているのだろうか」と迷う人もいることでしょう。独立して仕事をしている人はあまり多くはないからこそ、イメージが湧きづらいのかもしれません。

この記事では、施工管理が独立する方法や会社員と独立して仕事をすることの違いなどについて解説しています。今後施工管理としての独立を視野に入れている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

施工管理が独立するなら起業かフリーランス

施工管理が独立する道は、会社を立ち上げて経営するか、個人事業主として活動するかの2種類です。

会社経営をする場合は2級以上の施工管理技士の資格が必要ですが、個人事業主として活動する場合は特別な資格は必要ありません。ただし、仕事を依頼する側からみると資格を持っているほうが信頼度が高いと感じられるでしょう。

独立する前に理解しておきたい5つのポイント

独立する前に理解しておきたい5つのポイント

施工管理として独立する前に理解しておきたい5つのポイントを解説します。

  • 安定した収入が得られるかどうかは自分次第
  • 受注する仕事を自分で決める
  • どんな人と仕事をするかは自分で決める
  • スケジュールは自由かつ自己責任
  • 会社がやっていたことも自分でやる必要が出てくる

安定した収入が得られるかどうかは自分次第

会社員の場合は毎月決まった収入が得られますが、独立すると安定した収入が得られるかどうかは自分次第になります。週休2日や週40時間労働などの決まりがなく、自分が働きたい分だけ働けるからです。たとえば会社経営した場合は、売上のうち自分の給料としていくらを支給するかは自由に決められます。個人事業主として働く場合も、いくらを事業用のお金として使い、いくらを個人の収入とするかは自分次第です。

一方で、必ずしも仕事があるとは限らないことも理解しておきましょう。働きたいと思っていても、自分で獲得しない限りは仕事が得られないため、売上も上がりません。会社員と比較して収入が大幅にアップする可能性もありますが、大幅に下がる可能性もあります。

受注する仕事を自分で決める

どのような仕事を受注するかは自分で決められるため、会社員のように与えられた仕事を全てこなす必要はなく、やりたくない仕事であれば断ることもできます。ただし、最初からやりたい仕事だけができるとは限りません。会社員は会社の看板を借りてお客様からの信頼を得ているのに対し、独立すると信頼度を証明する「ものさし」がなくなるからです。個人で仕事をするのであれば、最初は与えられたチャンスに積極的に挑戦して、実績を作っていくと良いでしょう。

どんな人と仕事をするかは自分で決める

会社員はすでにある組織から自分で選んで所属しますが、独立すると組織を自分の手で作っていく必要があり、どんな人と一緒に仕事をするかは自分で決めなければなりません。

会社を経営する場合は一緒に働く人材を、個人事業主として仕事をする場合は一緒に仕事がしたいと思えるクライアントを自分で選ぶことが大切になってきます。

一方で、自分自身が「一緒に仕事がしたい」と思ってもらえるような人材であるかどうかも重要であることも理解しておきましょう。

スケジュールは自由かつ自己責任

仕事の日や休みの日のスケジュールは自由に決められますが、自己責任になります。勤務時間が定められていないので、働く時間は自分で決められます。朝早く起きて午前中で仕事を終わらせるのも、ゆっくり起きて昼から仕事を始めるのも自由です。休みの日も自分で決められるので、週休2日である必要もありません。

スケジュールが自由に決められる分、自己管理能力も求められます。自己管理ができないと休み過ぎて怠惰な生活になることや、仕事を詰め込み過ぎによりまったく休めなくなることもあるかもしれません。自由であることはメリットでもありますが、場合によってはデメリットになることもあるので理解しておきましょう。

会社がやっていたことも自分でやる必要が出てくる

今まで会社がやっていたことも自分でやる必要が出てきます。会社員であれば施工管理の仕事に集中できますが、独立すると施工管理以外の経理や事務関連の仕事も自分でやらなければなりません。仕事を獲得するための営業活動も必要です。

ただ、苦手な仕事を必ずしも自分でやる必要はなく、外注するのも1つの手段です。苦手な仕事も自分でやるか人に任せるかを選べるのも、独立する良さかもしれません。人に任せる場合は外注費が必要になるので、外注費を賄うための資金調達が必要です。

独立後に安定して仕事を獲得する3つのポイント

施工管理として独立した後に安定した収入を得るためのポイントを3つ紹介します。

  • 人脈を増やす
  • 営業力をつける
  • 独立・フリーランス向けのエージェントを利用する

人脈を増やす

安定した収入を得るために重要なポイントの1つが人脈です。人脈が広いと、思いがけないところから仕事の依頼がくる可能性もあるからです。人からの紹介で仕事を受注できると、ある程度信頼関係を構築したうえで人間関係を築けるというメリットがあります。

人脈作りは一朝一夕ではできないので、コツコツと続けていくことが大切です。独立してから始めるのではなく、会社員のときから異業種交流会に参加するなど、さまざまな業界の人と人脈を作っておくと良いでしょう。

営業力をつける

仕事を安定して獲得するためには、営業力をつけることも大切です。会社員で施工管理として働いていると、営業をする機会はあまりないでしょう。いざ自分の仕事を外部に発信するときになって、どのように進めたら良いか迷ってしまうかもしれません。独立を検討している場合は、営業が得意な人にコツを聞いておきましょう。

独立・フリーランス向けのエージェントを利用する

営業が苦手な人は、独立して働く人向けのエージェントを利用するのも1つの方法です。エージェントは、施工管理のポジションを探している人と、施工管理の仕事を探している人をマッチングさせてくれるサービスです。人脈や営業力がゼロの状態から独立して仕事を始める場合に、大きな力となってくれるでしょう。

まとめ

会社員のうちに人脈と営業力を獲得して独立に向けて準備しよう

会社員のうちに人脈と営業力を獲得して独立に向けて準備しよう

施工管理が独立する手段としては、会社を経営する方法と個人事業主になる方法の大きく2種類があります。どちらを選んだとしても、安定した収入が得られるかどうかや、好きな仕事ができるかどうか、働きたい人と働けるかどうかはすべて自分次第です。一つひとつ自分で決断して進めていく自由と責任が伴います。

独立してから安定した収入を得るためには、人脈や営業力が大切になってきます。独立を視野に入れている場合は、会社員のうちから少しずつ準備を進めるのがおすすめです。うまく仕事が獲得できない場合はエージェントを利用する方法もあるので、上手に活用しながら仕事を進めていきましょう。

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