CADオペレーターは資格取得でより有利に|おすすめの資格を紹介

CADオペレーターは資格取得でより有利に|おすすめの資格を紹介

CADオペレーターの仕事に興味をもっている人のなかには、「CADオペレーターになるには資格をとったほうがいいのかな?」と疑問に思っている人もいるかもしれません。未経験でいきなり専門性の高い仕事を始めるのは、ハードルが高く感じるのではないでしょうか。

この記事では、CADオペレーターに関する資格の種類やおすすめについて解説しています。これからCADオペレーターを目指したい人や、CADオペレーター関連の資格を取得しようか迷っている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

CADオペレーターは資格がなくてもなれる

CADオペレーターは、資格がなくても始められる仕事です。しかし、CADオペレーターとして仕事をするならCADソフトの操作スキルが必要になります。無資格・未経験でも就職は可能ですが、資格があれば採用側は操作スキルのレベルを判断しやすくなるでしょう。

資格取得に向けて勉強することでソフトの基本操作を体系的に学べるため、スキルも身につけやすくなります。資格は必須ではないものの、取得しておくと就職や転職の際に有利になるかもしれません。

CADオペレーターに関する8種類の資格

CADオペレーターに関する8種類の資格

CADオペレーターは資格が必要な仕事ではないため、特定の資格試験はありません。以下では、CADオペレーターの仕事に役立つ資格試験を8種類紹介します。これから資格取得を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

  • CAD利用技術者試験
  • 建築CAD検定試験
  • オートデスク認定資格プログラム
  • Vectorworks操作技能認定試験
  • CAD実務キャリア認定制度
  • 3次元設計能力検定試験
  • CADデザインマスター
  • 機械・プラント製図技能士

CAD利用技術者試験

CAD利用技術者試験は、CADを利用するための知識図面を正しく理解して作図を効率的に行う技能を証明するための試験です。試験は2次元CADと3次元CADがあり、2次元は基礎、2級、1級の3段階、3次元は2級、準1級、1級の3段階です。

試験形式は筆記試験と実技試験の2種類があり、級が上がると筆記試験だけでなく実技試験も加わります。CAD利用技術者試験の詳しい情報は、CAD利用技術者試験のWebサイトを参照してください。

建築CAD検定試験

建築CAD検定試験は、CADを使って建築用の図面を描く技能を証明するための試験です。1993年に日本で初めて誕生した建築CADの資格試験でもあります。試験はすべて実技試験で、4級から准1級の4段階です。実際にCADシステムを使って、図面をトレースまたは作成する技能が問われます。建築CAD検定試験の詳しい情報は、全国建築CAD連盟のWebサイトをご確認ください。

オートデスク認定資格プログラム

オートデスク認定資格プログラムは、オートデスク製品(AutoCAD、Autodesk Revit ArchitectureAutodesk Fusion360)ユーザー向けの認定資格です。オートデスク製品に関する基礎知識や操作技術が身についていることを保証するものです。全世界のオートデスクユーザー20万人以上が取得している、世界共通の資格でもあります。オートデスク認定資格プログラムについて詳しく知りたい人は、公式Webサイトをチェックしてみてください。

Vectorworks操作技能認定試験

Vectorworks操作技能認定試験は、Vectorworksの基本機能を理解し、基本操作の技能を習得していることを証明する試験です。インターネット上で受けられる試験で、受験後すぐに結果が出ます。試験は、Vectorworksの国内総販売元であるA&A株式会社が主催しています。Vectorworks操作技能認定試験について詳しく知りたい人は、A&AのWebサイトを参照してください。

CAD実務キャリア認定制度

CAD実務キャリア認定制度は、一般社団法人コステックエデュケーションが主催している認定制度です。試験は以下の4種類があります。

  • TCADs
  • 3次元CADトレーサー認定試験
  • 3次元CADアドミニストレーター認定試験
  • CADアドミニストレーター認定試験

CADの操作や図面の完成度が評価されるもので、TCADsは学科試験と実技試験の2種類、そのほかは学科試験のみとなっています。CAD実務キャリア認定制度の詳しい情報は、実務キャリア認定制度のWebサイトを参照してください。

3次元設計能力検定試験

3次元設計能力検定試験は、3次元CADのオペレーション能力や機械設計の基礎的能力を評価する検定試験です。検定試験は「3次元CADコース」「図面作成コース」「プロ設計者コース」の3種類にわかれていて、各コースに応じた設計者の能力がポイントで評価されます。自分の能力を客観的な数値で把握したい人や、スキルアップの参考にしたい人に役立ちます。3次元設計能力検定試験について詳しく知りたい人は、特定非営利活動法人 3次元設計能力検定協会のWebサイトを参照してください。

CADデザインマスター

CADデザインマスターは、CADや図面に関する一定以上の知識と技術を習得していることが認められる認定試験です。世界標準CADであるAuto CADや、2次元汎用CADのJw_cadを用いた作図能力が認定されます。あらゆる年代の人が受験しやすいよう、自宅のインターネット上で受験ができるようになっています。CADデザインマスターの詳細は、日本デザインプランナー協会のWebサイトをチェックしてください。

機械・プラント製図技能士

機械・プラント製図技能士は、機械やプラントの製図をする技術者の能力を認定する資格で、国家資格である技能検定制度の一種です。学科試験と実技試験があり、実技試験では機械製図のCAD作業が求められます。都道府県ごとに運営されているので、詳しい情報は各都道府県の職業能力開発協会のWebサイトをご確認ください。

初心者が資格取得に挑戦するならCAD利用技術者試験がおすすめ

CADオペレーターに関する資格をもっていない人が資格取得に挑戦するなら、CAD利用技術者試験がおすすめです。CAD利用技術者試験は2次元と3次元にわかれていて、それぞれ難易度も3段階用意されています。

2次元CAD利用技術者試験の基礎はCADを学び始めて3か月程度の人が対象のため、初心者には最適な資格といえるでしょう。紹介したほかの資格はソフトや分野が限定されているため、現場である程度経験を積んでから受験すると良いかもしれません。

まとめ

CADオペレーター関連の資格を取得してスキルアップを目指そう

CADオペレーター関連の資格を取得してスキルアップを目指そう

CADオペレーターは資格がなくても始められる仕事ですが、資格をもっていることで就職や転職には有利になることが考えられます。これからCADオペレーターとして現場で活躍したい人は、まずはCAD利用技術者試験を受けてみるのもおすすめです。試験勉強を通して知識や技術を身につけながら、現場で経験を積んでスキルアップを目指しましょう。

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